大分県 伝えたい⾏事⾷

8月<お盆>みとりおこわ

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 419kcal
たんぱく質 10.2g
脂質 2.3g
カルシウム 40mg
57mg
ビタミンA 0μgRE
ビタミンB1 0.17mg
ビタミンB2 0.04mg
ビタミンC 0mg
食物繊維 3.6g
食塩 1.4g
マグネシウム 57mg
亜鉛 2.2mg

由来

みとりおこわは、宇佐市(うさし)長洲(ながす)地区などでお盆の時期に初盆家庭を中心に食べられ、近所や親せきにも配る風習が残っています。
みとり豆は、豆科の1年草「ささげ」の一種です。7月から8月頃にかけて収穫されます。「みとり」の語源はさやを食べずに実をとったところからきているという説があります。
粒の大きさは小豆くらい、色は黒紫色と赤色の2種類があり、「黒みとり」や「赤みとり」とも呼ばれています。小豆よりも皮が固く、炊いても煮くずれることがなくふっくらと仕上がり、ご飯にきれいな紫色がつきます。

材料・分量

(6人分)

1 もち米 600g
2 みとり豆(乾)「ささげ」 90g
3 食塩 18g
4 600ml
5 食塩 5g
6 打ち水 適量
7 黒ごま(ごま塩) 6g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・みとり豆(乾)「ささげ」は洗い、一晩塩水に浸しておく。
  • ・もち米は洗い、一晩水に浸しておく。

作り方

  • 塩水に浸しておいたみとり豆(乾)「ささげ」を洗い、水を替え7分程度のやわらかさに煮る。
  • もち米を、みとり豆の煮汁を加えた水に2~7時間ひたしておき、蒸す直前に ざるにあげ、水気をきり、みとり豆と食塩を混ぜる。
  • ※蒸布を敷き、その上に2を小高くのせ強火で蒸す。(中心をくぼませて蒸気を通す)かたさをみながら打ち水を2~3回繰り返す。
  • 食べる時にごま塩をふる。

※ 電気炊飯器で炊く場合はもち米は洗米してすぐに炊く。みとり豆のゆで汁を炊き水に加え水加減をする。

学校給食献立例

  • みとりおこわ
  • ・牛乳
  • ・鯛の塩焼き
  • ・酢のもの
  • ・そうめん汁