岡山県 伝えたい⾏事⾷

11月<秋祭り>ぎんなんおこわ

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 385kcal
たんぱく質 11.6g
脂質 6.2g
カルシウム 29mg
1.2mg
ビタミンA 125μgRE
ビタミンB1 0.46mg
ビタミンB2 0.14mg
ビタミンC 4mg
食物繊維 4.2g
食塩 1.4g
マグネシウム 23mg
亜鉛 0.6mg

由来

久米南町(くめなんちょう)は岡山県のほぼ中央に位置し、自然と文化に恵まれた、川柳(せんりゅう)の町として知られています。また浄土宗(じょうどしゅう)の開祖、法然上人(ほうねんしょうにん)ゆかりの町としても有名です。毎年、誕生寺(たんじょうじ)の境内には、法然上人のお手植えと伝えられる樹齢850年の大いちょうが茂ります。
昔は、山菜おこわを作っていましたが、町の特産物を使って、郷土料理を作りたいという思いから、大いちょうからとれるぎんなんをふんだんに使った、ぎんなんおこわが作られるようになりました。今もなお、各行事ではぎんなんを使ったおこわがふるまわれ、地域の活性化の一役を担っています。

材料・分量

(4人分)

1 もち米 300g
2 若鶏もも肉(こま切れ) 80g
3 にんじん(0.2㎝いちょう切り) 32g
4 ごぼう(ささがき) 20g
5 乾しいたけ(0.2㎝せん切り) 8g
6 ぶなしめじ(小房に分ける) 32g
7 焼き竹輪(0.3㎝半月切り) 12g
8 油揚げ(0.3㎝短冊切り) 20g
9 ぎんなん 50g
10 サラダ油 5ml
11 かつお節 5g
12 100ml
13 砂糖(上白糖) 8g
14 こいくちしょうゆ 10ml
15 うすくちしょうゆ 20ml
16 本みりん 18ml
17 清酒 20ml

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・もち米は洗って一晩水に浸し、水をきっておく。
  • ・油揚げは、油抜きする。
  • ・ごぼうは、アクぬきをする。
  • ・乾しいたけは洗って水にもどす。もどし汁はとっておく。
  • ・ぶなしめじは、石づきを取り小房に分けておく。
  • ・かつお節と水でだし汁をとる。
  • ・ぎんなんは焙り、殻をとってゆでておく。

作り方

  • 鍋にサラダ油を熱し、若鶏もも肉、にんじん、ごぼうを炒め、さらにもどししいたけ、ぶなしめじ、焼き竹輪、油揚げを加えて炒め、だし汁としいたけのもどし汁と砂糖・こいくちしょうゆ、うすくちしょうゆ、本みりん、清酒を入れて煮る。
  • もち米を蒸し、20分くらいしたら蒸し器から下ろし、1を混ぜて再び火が通るまで蒸しあげる。
  • 蒸しあがったおこわに、ぎんなんをかざる。

学校給食献立例

  • ぎんなんおこわ
  • ・牛乳
  • ・さけのもみじ焼き
  • ・すまし汁
  • ・柿