千葉県 伝えたい⾏事⾷

3月<ひな祭り>潮汁(うしおじる)・桜餅(さくらもち)

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 161kcal 
たんぱく質 5.7g
脂質 0.5g
カルシウム 39mg
1.0mg
ビタミンA 27μgRE
ビタミンB1 0.04mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンC 12mg
食物繊維 1.5g
食塩 1.4g
マグネシウム 31mg
亜鉛 0.7mg

由来

ひな祭りには、子ども達のすこやかな成長を願い、お祝いの気持ちをこめ、はまぐりをいただきます。はまぐりの貝あわせのように無二(むに)の相手が見つかるように祈(いの)ります。
勝浦市(かつうらし)の「かつうらビックひな祭り」では、日本最大の享保雛(きょうほびな)をはじめ、2万5千体の雛人形が展示されます。
千葉県市川市の行徳(ぎょうとく)の海ではかつて、はまぐりがたくさん採れていましたが、環境の変化で今ではほとんど採れなくなりました。3年前から千葉県漁連(ぎょれん)と協力してはまぐりを育て、わずかな量ではありますが出荷(しゅっか)しています。その行徳の海の変遷(へんせん)と漁師さんたちの思いを伝える献立でもあります。

材料・分量

(4人分)

【潮汁】
1 はまぐり 80g(4個)
2 紅白はんぺん 22g
3 ほうれんそう  (2~3㎝長さに切る) 28g
4 根深ねぎ(斜め切り) 28g
5 食塩 2.5g
6 うすくちしょうゆ 4ml
7 清酒 2ml
8 本みりん 1ml
9 かつお節 4g
10 450ml
【桜餅】
11 道明寺粉 90g
12 120ml
13 砂糖(上白糖) 16g
14 あずき(こし) 40g
15 砂糖(上白糖) 17g
16 14ml
17 いちご 60g(4個)

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・はまぐりの砂出しをする。
  • ・かつお節と水でだし汁をとる。

作り方

~ 潮汁 ~

  • はまぐりを洗い、水から沸騰させ口があいたらざるにあける。茹で汁は漉す。
  • ほうれんそうは茹でる。
  • 1の汁とだし汁をあわせ、調味料を加え、ほうれんそうとねぎを加える。
  • はまぐりをお碗によそい、3を注ぐ。

~ 桜餅 ~

  • いちごを洗い、へたを取る。水気をきっておく。
  • 砂糖(上白糖)、水、食紅を煮立て、道明寺粉を加えよく混ぜる。
  • 2を蒸し器で蒸す。
  • こしあんに砂糖(上白糖)、水を加え練り冷ます。10g位に丸める。
  • 4に3をかぶせ、包み込むように成型 し、1の苺を飾る。

学校給食献立例

  • ・菜の花ちらし
  • ・牛乳
  • ・鰆の利休焼き
  • ・お浸し
  • ・潮汁
  • 手作り桜もち