群馬県 伝えたい⾏事⾷
6月<田植え>切り干し大根(きりぼしだいこん)の煮しめ

1人当たりの栄養量 (1人分)
| エネルギー | 60kcal |
| たんぱく質 | 2.5g |
| 脂質 | 1.0g |
| カルシウム | 75mg |
| 鉄 | 1.0mg |
| ビタミンA | 31μgRE |
| ビタミンB1 | 0.03mg |
| ビタミンB2 | 0.04mg |
| ビタミンC | 5mg |
| 食物繊維 | 2.2g |
| 食塩 | 0.7g |
| マグネシウム | 29mg |
| 亜鉛 | 0.4mg |
由来
田植えは、戦後の農地改革によって、どこの家でも6月10日前後にさかんに行われるようになりました。
田植えの日には、手伝いの人を頼み、大勢の人でにぎやかに一日を終わらせ、夜は苦労ぶるまいで酒を飲み、ごちそうを食べました。
この季節は、野菜がまだできていないので、保存しておいたしみ大根、にんじん、しみ豆腐、いもがらなどを煮しめの材料に使っていました。
秋の『豊作』を願い、稲の青枯れにつながると青物は使わず、乾物を上手に利用した先人の思いがうかがえる料理です。
材料・分量
(4人分)
| 1 | 凍り豆腐(2㎝角切り) | 12g |
| 2 | 切り干しだいこん (しみだいこんともいう) | 12g |
| 3 | にんじん(乱切り) | 20g |
| 4 | じゃがいも(乱切り) | 60g |
| 5 | ごぼう(乱切り) | 20g |
| 6 | いもがら (3㎝切り) | 8g |
| 7 | まこんぶ (1㎝×3㎝短冊切り) | 6g |
| 8 | 砂糖(三温糖) | 8g |
| 9 | 本みりん | 5ml |
| 10 | こいくちしょうゆ | 13ml |
| 11 | 煮干し | 5g |
| 12 | 水 | 240ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・煮干しと水でだし汁をとる。
- ・まこんぶ、いもがら、凍り豆腐、しみだいこんを水にもどし、それぞれの大きさに切っておく。
- ・にんじん、じゃがいも、ごぼうは切って水にさらす。
作り方
- だし汁に、まこんぶ、凍り豆腐、しみだいこん、にんじん、 じゃがいも、ごぼう、いもがらを入れて軽く混ぜる。
- 野菜がやや煮えたら、砂糖(三温糖)、本みりんを入れる。5~10分ぐらい煮て、こいくちしょうゆを入れて、弱火で味がしみるまで煮る。
学校給食献立例
- ・赤飯
- ・牛乳
- ・鮭の塩焼き
- ・切り干し大根の煮しめ
- ・田舎汁
- ・かみなり豆

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