群馬県 伝えたい⾏事⾷

2月<初午(はつうま)>初午団子(はつうまだんご)

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 205kcal
たんぱく質 3.7g
脂質 0.6g
カルシウム 5mg
0.6mg
ビタミンA 0μgRE
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.01mg
ビタミンC 0mg
食物繊維 0.9g
食塩 0g
マグネシウム 14mg
亜鉛 0.6mg

由来

2月の暦の最初の午(うま)の日に、蚕の神様をまつる農事の祭りを「初午(はつうま)」といいます。
この日は、米の粉のだんごを作り、近所の家に配る風習があり、大勢にふるまうほど、「まゆかき」が賑(にぎ)やかになってよいといわれていました。
まゆ玉にみたてた団子は、中に小豆を一粒入れ、合計十六個作り、ざるの中にマブシ(わらのようなもの)を入れ、蚕がまゆを作るように飾ります。
あんの入らない団子を食べるときは、しょうゆをつけずに食べます。これはしょうゆをつけると、まゆがシミになって不良まゆになると嫌われていたためです。

※ 「まゆかき」は、まゆから毛羽をとる作業のこと。

材料・分量

(16個分)

1 上新粉 1kg
2 熱湯 適量
3 あずき(乾) 16個
4 こしあん 500g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・あずき(乾)はさっと洗った後、一晩水につけてもどしておく。

作り方

  • こね鉢に上新粉を入れ、熱湯を注ぎ込み、耳たぶくらいのかたさによくこねておく。
  • 飾り用のまゆ玉団子は、生地を直径2.5cmくらいの棒状にして、約3cmの長さに16個ちぎり、中に下ごしらえしておいたあずきを一粒入れ、まゆの形に丸める。
  • あん入り団子は生地をピンポン玉くらいに丸めてから、両手で円形にのばし、あんこを包んでもう一度丸める。
  • 蒸し器にふきんをしき、団子を並べて15分から20分蒸す。

学校給食献立例

  • ・わかめうどん
  • ・牛乳
  • ・煮しめ
  • ・アーモンド和え
  • 初午団子
  • ・みかん