兵庫県 伝えたい⾏事⾷
5月<富松一寸豆(とまついっすんまめ)まつり>福煮(ふくに)

1人当たりの栄養量 (1人分)
| エネルギー | 148kcal | 
| たんぱく質 | 4.3g | 
| 脂質 | 0.3g | 
| カルシウム | 17mg | 
| 鉄 | 1.0mg | 
| ビタミンA | 0μgRE | 
| ビタミンB1 | 0.08mg | 
| ビタミンB2 | 0.03mg | 
| ビタミンC | 0mg | 
| 食物繊維 | 1.6g | 
| 食塩 | 0g | 
| マグネシウム | 20mg | 
| 亜鉛 | 0.8mg | 
由来
富松一寸豆(とまついっすんまめ)は大粒で長さが一寸(3.3cm)もあるソラマメの事です。
兵庫県尼崎市(あまがさきし)の北部にある武庫(むこ)・富松(とまつ)地域では一寸豆に最適な土壌があり、約800年も前から地元の伝統野菜として作られていました。しかし、現在では20軒程の農家が作っているだけで、市場には出回らず幻の豆となっています。
この富松一寸豆を年に一度、富松神社に奉納し、地域の発展を祈願するのが5月に行われる『富松一寸豆まつり』です。祭当日は富松一寸豆の塩ゆでしたものや福煮(ふくに)が振るまわれます。
材料・分量
(30人分)
| 1 | そらまめ(乾燥) | 500g | 
| 2 | 砂糖(上白糖) | 700g | 
| 3 | 重曹 | 5g | 
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・大きめの厚手の鍋に豆の3倍の水を入れ沸騰させ、火を止めて重曹を入れる。
- ・そらまめ(乾)を入れ、落とし蓋をして丸一日おく。
作り方
- 前日に、そらまめを入れておいた湯をそらまめと同じくらいの高さになるまで捨て、そらまめがやわらかくなるまで極弱火で落とし蓋と鍋の蓋をして煮る。
- 湯を鍋の底に少し残し捨てる。
- 砂糖(上白糖)の1/3を入れ、落とし蓋と鍋の蓋をし、極弱火で2時間半~3時間煮る。
- 再度1/3の砂糖(上白糖)を入れ、同様に2時間半~3時間煮る。
- 4を再度繰り返してできあがり。
学校給食献立例
- ・ご飯
- ・牛乳
- ・さわらの塩焼き
- ・野菜の甘酢あえ
- ・みそ汁
- ・福煮

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