滋賀県 伝えたい⾏事⾷

11月〜12月<報恩講(ほんこ)さん>お講のお平(おこうのおひら)

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 84kcal
たんぱく質 2.8g
脂質 2.4g
カルシウム 57mg
0.9mg
ビタミンA 300μgRE
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンC 7mg
食物繊維 3.5g
食塩 0.8g
マグネシウム 27mg
亜鉛 0.3mg

由来

11月から12月にかけて、浄土真宗(じょうどしんしゅう)では報恩講(ほんこ)さんがつとめられます。親鸞聖人(しんらんしょうにん)の遺徳(いとく)をしのんで執り行われる法要で、檀家(だんか)では「おとりこし」と言い、法要のあとに季節の野菜などでつくるお平(ひら)といわれる精進料理をいただきます。
お平とは、平たい容器の煮物料理をいい、滋賀県ではお鉢に盛りつけます。
派手好きの織田信長が赤く染めたといわれる赤こんにゃく、噛みごたえのある永源寺こんにゃく、地域でとれる清水芋、これらの独特の食材を使いました。それぞれの味を出して深みがあっておいしいのです。その他に蕪をみそ汁にしたお講汁もいっしょにいただきます。

材料・分量

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1 八幡赤こんにゃく(三角切り) 100g
2 永源寺こんにゃく(三角切り) 100g
3 清水(しゅうず)芋または里芋(乱切り) 150g
4 だいこん(乱切り) 200g
5 にんじん(乱切り) 100g
6 乾しいたけ(いちょう切り) 10g
7 油揚げ(短冊切り) 35g
8 乾しいたけのもどし汁 250ml
9 砂糖(三温糖) 20g
10 うすくちしょうゆ 22ml
11 本みりん 4.5ml

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・こんにゃくは下ゆでしておく。
  • ・清水芋は皮をむいて塩もみしてぬめりをとる。
  • ・乾しいたけは洗って水につけてもどす。

作り方

  • 鍋にもどし汁と調味料を入れて、こんにゃく、清水芋、だいこん、にんじんを入れて煮る。
  • もどししいたけ、油揚げを入れてさらに煮含める。
  • 煮あがったら、10分ほど蓋をして味をなじませる。

学校給食献立例

  • ・ご飯
  • ・牛乳
  • ・いさざ豆
  • おひら
  • ・お講汁