山口県 伝えたい⾏事⾷
12月・2月<大晦日(おおみそか) 年越し ・節分>鯨飯(くじらめし)

1人当たりの栄養量 (1人分)
| エネルギー | 276kcal |
| たんぱく質 | 14.1g |
| 脂質 | 0.7g |
| カルシウム | 15mg |
| 鉄 | 1.7mg |
| ビタミンA | 5μgRE |
| ビタミンB1 | 0.08mg |
| ビタミンB2 | 0.09mg |
| ビタミンC | 1mg |
| 食物繊維 | 1.4g |
| 食塩 | 0.8g |
| マグネシウム | 35mg |
| 亜鉛 | 1.3mg |
由来
昔から「大晦日(おおみそか)に大きい鯨を食べると大きい年をとることができる」といわれています。これは、新しい年の豊作や健やかな成長など、よいことへの期待をこめた表現であるようです。また、県内各地では、節分の日に鯨とこんにゃくを食べる習慣もあります。年越しという一年の節目や節分の日に体の大きな鯨を食べることは、家族の健康を願い、大きな幸せや力をいただきたいという思いが込められています。
近年、国際的に保護運動が高まり、市場に出回る鯨も少なくなって、家庭での鯨食の伝承も少なくなってきています。
材料・分量
(5人分)
| 1 | 精白米 | 300g |
| 2 | 水 | 400ml |
| 3 | くじら肉(赤身)(細切り) | 200g |
| 4 | ごぼう(ささがき) | 50g |
| 5 | 板こんにゃく(細切り) | 50g |
| 6 | 乾しいたけ(細切り) | 3g |
| 7 | 砂糖(上白糖) | 3g |
| 8 | こいくちしょうゆ | 22ml |
| 9 | 清酒 | 25ml |
| 10 | さやえんどう(せん切り) | 15g |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・精白米は洗って水気をきっておく。
- ・ごぼうは水にさらしてアクぬきをする。
- ・乾しいたけは、水でもどしておく。
- ・さやえんどうはゆでておく。
作り方
- くじら肉、ごぼう、こんにゃく、もどししいたけを砂糖(上白糖)、こいくちしょうゆ、清酒 を入れて煮る。
- 炊き上がったごはんに、2を汁ごと入れて混ぜる。
- 3を盛りつけ、上にさやえんどうを飾る。
学校給食献立例
- ・鯨飯
- ・牛乳
- ・三色なます
- ・すまし汁
- ・みかん

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