山梨県 伝えたい⾏事⾷

7月<ほうとう祭り>小豆(あずき)ぼうとう

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 445kcal
たんぱく質 14.0g
脂質 1.8g
カルシウム 42mg
2.7mg
ビタミンA 0μgRE
ビタミンB1 0.17mg
ビタミンB2 0.07mg
ビタミンC 0mg
食物繊維 8.5g
食塩 0.7g
マグネシウム 61mg
亜鉛 1.2mg

由来

若神子地区(わかみこちく)の三輪神社(みわじんじゃ)では、7月30日に「ほうとう祭り(又はドンドン火祭りとも言う)」が行われています。新小豆・小麦粉を神前に供え、収穫を感謝し、祭りのご馳走として小豆ぼうとうを食べる風習があります。
みそで煮る一般的な「ほうとう」に対して、小豆汁にめんを入れるもので「小豆ぼうとう」と呼ぶのが普通ですが、「粉ぼうとう」とも呼んでいます。
小豆は、五穀の中で赤い色をもつ唯一のもので、中世の宮中行事であった節供にも使われ、おめでたい色、また、邪気をはらい厄除けの力を持つものと考えられていました。
みそで煮る「ほうとう」は平常食で、「小豆ぼうとう」はハレの日の食でした。

材料・分量

(4人分)

1 あずき(乾燥) 160g
2 砂糖(三温糖) 130g
3 食塩  3g
4 小豆がかぶるくらい
【ほうとう麺】
5 地粉(中力粉) 200g
6 ぬるま湯 70ml
 
7 1.4L

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・小豆は一昼夜くらい水に浸しておく。

作り方

  • 小豆は水からあげ、多めの水(小豆がかぶるくらい)を加え、火にかける。二度ゆでこぼしてアクを ぬき、やわらかくなったら半分くらいつぶして砂糖(三温糖)・食塩で味付けをする。
  • 分量の地粉(中力粉)をぬるま湯で耳たぶくらいのやわらかさにこね丸め、さらによくこねたら、のし板でのし 、0.8cmくらいの幅にきる。
  • 鍋に1.4Lの水を煮立て、切った麺を加える。火が通ったら1の小豆あんを加え、ひと煮立ちしたら、できあがり。

学校給食献立例

  • ・麦ご飯
  • 小豆ぼうとう
  • ・牛乳
  • ・おでん
  • ・おひたし
  • ・みかん