秋田県 伝えたい⾏事⾷

5月<端午の節句>なると餅(もち)

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 222kcal
たんぱく質 7.4g
脂質 0.7g
カルシウム 15mg
1.7mg
ビタミンA 0μgRE
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンC 0mg
食物繊維 3.6g
食塩 0g
マグネシウム 24mg
亜鉛 1.0mg

由来

この餅は、昔から祝い事や特別な行事の時に作っていた餅でしたが「なると餅」という名ではありませんでした。
明治17年、角館(かくのだて)に鴨川座(かもかわざ)劇場ができて、公演に訪れた春木座(はるきざ)一行の歌舞伎役者が当地に住み着き、副業として作り始めたとされ、その時に粟(あわ)餅(もち)の粟を「阿波(あわ)の鳴門(なると)」にかけて「なると餅」としゃれたらしく、後に粟が餅米(もちまい)になりました。上が黄色なのは粟の名残だと言われています。

材料・分量

(5個分)

1 道明寺粉(粗挽き粉) 180g
2 こしあん 250g
3 ぬるま湯 200ml
4 笹の葉 5枚
5 食用黄色 少々

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・道明寺粉180gにぬるま湯200mlを入れ、30分くらいおく。

作り方

  • つけておいた道明寺粉を30gずつに分け、25gにまるめたねりあんを中に入れ、まるめる。
  • なると型に1を押し入れて形を整え、上に食用黄色をつける。
  • 2を蒸気の上がった蒸し器に入れて3分程度蒸す。
  • 蒸し上がった餅を笹の葉にのせて出来上がり。

学校給食献立例

  • ・青菜ご飯
  • ・牛乳
  • ・卵焼き
  • ・厚揚げと里芋の煮物
  • ・若竹汁
  • なると餅