秋田県 伝えたい⾏事⾷
6月<和菓子の日>豆腐(とうふ)カステラ

1人当たりの栄養量 (1人分)
| エネルギー | 360kcal |
| たんぱく質 | 12.2g |
| 脂質 | 8.1g |
| カルシウム | 202mg |
| 鉄 | 1.8mg |
| ビタミンA | 18μgRE |
| ビタミンB1 | 0.12mg |
| ビタミンB2 | 0.10mg |
| ビタミンC | 0mg |
| 食物繊維 | 0.7g |
| 食塩 | 1.0g |
| マグネシウム | 52mg |
| 亜鉛 | 1.1mg |
由来
カステラの材料は卵、砂糖、小麦粉、水飴などが使われていますが、戦後しばらくの間、これらの材料は高価なものでした。
この時代、県南の内陸部は米作りとともに畑作も盛んで、みそ、納豆、きな粉などの原料となる大豆は重要な作物でした。新鮮な魚介類が入ることの少ない内陸部では豆腐もまたごちそうだったようで、正月や田植え、祝儀や法事など特別な日に豆腐でお客様をもてなしたそうです。この豆腐にさらに手を加えたのが「豆腐カステラ」です。
材料・分量
(1本分)
| 1 | 木綿豆腐 (裏ごす) | 1,800g |
| 2 | 砂糖(上白糖 ) | 500g |
| 3 | 卵白 | 50g |
| 4 | でんぷん | 80g |
| 5 | 食塩 | 4g |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・木綿豆腐は水によくさらし、にがりを流 し、なべで水から木綿豆腐をゆでておく。
作り方
- 木綿豆腐を布袋に入れ、軽く水気をしぼる。
- 水気をきった木綿豆腐を裏ごしにし、なめらかにする。
- 2に砂糖(上白糖)、卵白を加え、よく混ぜ合わせる。
- 3にでんぷんを振り入れ、食塩を加えてなめらかになるまでよく練る。
- 4をかすてら鍋(なければ四角い型)に入れ、片面を弱火で30分、裏返してもう片面を15分焼く。
学校給食献立例
- ・ご飯
- ・牛乳
- ・鯖のごま揚げ
- ・金平ごぼう
- ・八杯とうふ汁
- ・豆腐カステラ

秋田県
